100年仕様:黒檀
ムクの黒檀が実現した100年仕様
あらゆる面で最高の銘木といえるインドネシア・スラウェシ島の縞黒檀をぜいたくに取り入れました。御本尊様が本物だからこそ、どこまでも本物にこだわります。100年仕様の根幹をなす一番の違いをご覧ください。
本物の黒檀とは?

日本で「堅い木」といえば、柿の木が思い浮かびます。昔はいろりのかまちに使われていました。今ではゴルフのクラブヘッドに使われているパーシモン(柿)が有名です。ところが、黒檀はそれよりもはるかに重くて堅い木なのです。木肌は細かく、加工によってできた光沢ではなく、職人の研磨によって生まれた金属のような光沢が特長です。黒檀はさまざまな特徴を有し、ピラミッドの副葬品や正倉院の宝物にも見られるほど珍重された木材です。かつてはピアノの黒鍵やバイオリンの指板にも使われていました。今日、「本物の黒檀」は日本では入手がほとんど不可能なため、多様な加工品が使われています。
黒檀の5大特長
古来、世界中で珍重された黒檀の5大特長
- 耐久性
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黒檀は朽ちることがありません。又、虫が食うこともありません。正に半永久的な耐久性を持った強い材なのです。
- 重厚
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黒檀の比重は1.2、無垢材なら当然水に沈みます。非常に重硬な材です。
- 色艶
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黒檀は多量の油分を含み、使えば使うほど年とともに内側から輝きを増してきます。
- 色調
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美しい縞模様は黒檀独特の木目です。落ち着いた中にも荘厳な雰囲気をかもしだします。
- 清浄
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漢方では解毒作用があるとされて、薬に用いられています。
100年仕様のお仏壇は、仕上げ加工が違います
ムクの黒檀を贅沢に、これが本物の仕上げです。
ネリ仕上げ
大部分に黒檀などのムク板(厚さ7~13mm)を使用して仕上げたもので、ずっしりとした重厚感と深みがあります。戸板はムクの柾目板を用いたぜい沢仕上げ。芯材(※1)には高級南洋材を使用。

加工品(ハリ、プリント、転写仕上げ)
本物らしく作れても、100年まではもちません。
ハリ仕上げ-
厚さ0.1mm以下の薄い黒檀などのスライス(天然杢)(※2)を芯材に貼り仕上げたもの。
プリント仕上げ-
黒檀などの模様を印刷した、紙や塩化ビニールを芯材に貼り仕上げたもの。
転写仕上げ-
ボード材に直接黒檀などの模様を印刷して仕上げたもの。
語句の説明
- ※1:芯材
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お仏壇の土台になる材木で以下の種類があります。
- 南洋材:
黒檀などと同様の性質を持った高級材、セピター、ジョンコン、ニャトーなど。 - 合板:
うすくむいた木材を、木目(もくめ)の方向を変えて何枚もはりあわせたもの。 - ボード板:
木屑などを固め板状に加工した材、加工はしやすいが水分を含むと極端にふくれやすい、破損しやすい、ビス等の止めがききにくく二度打ちできないなどの欠点があります。
- 南洋材:
- ※2:天然杢
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黒檀などの唐木の原木を大釜のなかで2~3週間煮たてた後、薄くスライスしたもの。突き板とも言います。
金剛堂の黒檀加工工場 P.T.KONGO INDONESIA
P.T.KONGOは業界唯一の現地工場です。
最高級の縞黒檀の産地は、インドネシアのスラウェシ島だけです。切り出される原木は150~200年も経ったもので、1ヘクタールにわずか数本しか生えません。このような理由から、金剛堂の黒檀以外に本物の黒檀を見かけることは、ほとんどなくなりました。
1983年3月、インドネシアに設立された金剛堂の現地法人P.T.KONGO INDONESIAは、こうした入手難の状況を打開した、業界唯一の黒檀加工工場です。
写真:1983年にオープンしたP.T.KONGO INDONESIAの正面玄関
45,000m2の敷地に整然と工場が並ぶ
柾目の戸板は黒檀のサーロイン
黒檀の取引価格は$2,000~$4,800/m3で、更に挽き材の場合輸出税として$4,800/m3がかかるため、実際には日本へは輸出されていません。又、黒檀は高価な上に、ひび割れが多いので歩留まりが大変悪く、82~84%がくずになり、製品の仕上がりは16~18%にしかなりません。その意味からも、ムクの黒檀は大変な貴重品なのです。
金剛堂では、現地法人P.T. KONGO INDONESIAで完成品に仕上げたものを日本に輸出しており、免税保護を受けているため、他店がうらやむほどぜいたくな使用が可能なのです。
